911メモリアル
2日目の朝は911メモリアルへ!
正式名称はナショナル・セプテンバー11メモリアル&ミュージアムといって、アメリカ同時多発テロ事件の公式追悼施設として2011年に開業した国営の施設。
4月にワンワールドトレードセンターを通り過ぎたときにずっと行きたいなと思ってた。
同時多発テロが起きた2つのビル(ツインタワー)は今池みたいになってて、そのほぼ間に施設が作られてる!
行方不明の家族や友人を探す人々の張り紙、生存者を助けて命を落とした一般人や消防士の遺品、 避難する人々が実際に歩いて降りた非常階段、崩壊後のビルで唯一残った鉄柱や、 変形してしまったはしご車、ワールド・トレード・センター・ビル崩壊の埃をかぶって 真っ白になってしまった近隣のストアの売り場、テロの犯人像など、 この日に関連する ありとあらゆる品物、オブジェ、情報、そして そのバックストーリーが 次から次へと重々しくこの日の出来事、それに関わった人々の姿を甦らせているのだった。
大人1人$24。
わたしは、語学学校だけど学生証出したら「この学校どこにあるの?」ってきかれて、「NYです」って返したら大学生の学割効いて$18(笑)てきとうかな(笑)
入場には、空港にあるような厳重な荷物検査があった!
サイトによると、同時多発テロ事件に関するさまざまな資料が展示されているほか、メモリアルにはテロ事件犠牲者の全員の名前が記載されているそうです。
ツインタワーは、特に北棟で人的被害が大きく、死者は約1,700人(救護活動中の消防士を含む)であった。特に突撃を受けた92階以上に被害が多く、この階以上の在館者全員が死亡したと言われている。南棟も同様に激しく炎上したが、こちらは旅客機が外側に少し反れて激突し、反対側の階段が損壊や延焼を免れたため、突入フロア以上でも延焼の少なかった部分にいた十数名は無事避難することができた。また、突入前の未然避難者も含めると約7割の人が生還している。
ただしこの時、炎上部より上にいた人の一部が、煙による苦痛や絶望感から飛び降りを行い、消防士や避難者の一部が落下してきた人の巻き添えになり命を落とした。また崩壊時の破片や煙により、ビル外でも数人が命を落としている。一方、タワー崩壊後も館内で奇跡的に生き残っていた人も数名おり、それらの人々は当日夕方に救助された。
テロが起きる日の朝の写真。まだツインタワーが建ってる
実際にツインタワーの近くにあった看板。よく残ったなぁ
実際のタワーの跡もたくさん残ってる。
最後まで残った柱。近くで見るとwantedの紙がたくさん貼られてたり、復旧にあたった人々の思いが書き込まれてたり。
追突があった場所よりも上の階の鉄骨の正面
行方不明者の写真が無数に。
何人かは実際に階段を使って避難することができた。
段差がこんなに崩れた部分も。この階段が生と死の境になったんだよなぁ。
「いかなる日も、あなたを時の記憶から消し去ることはない 」ウェルギリウスの言葉らしい
エレベーターのモーター。
北棟が被害にあったときに救助してた車かな?
これはテロから1年後のセレモニー
このメモリアルに来た人はメッセージを書いて、世界地図の中の好きな部分に入れることができる
オサマビンラディンの家に突入したときの特殊部隊の制服
そのことへの会議の様子と、オサマビンラディンの家のレンガ。
とにかく、生々しかった。ここまで見せるか?ってくらい生々しくて苦しかった。
当時のニュースの映像とか
実際にハイジャックをした犯人たちが飛行機に乗り込むところの空港の監視カメラのビデオとか
ビルの外にいたけど破片の被害にあって体が血だらけになってる女性の写真とか
家族がビルに取り残されて泣き叫んでいる女性の写真とか
さすがに写真には撮れなかった、、、
そのままリアルが展示されてて、よくここまでしたなぁと思った。きっと反対もあったんじゃないかと。
NYに来て今まで華やかなNYしか見てこなくて、今回初めてこんな重みのあるミュージアムに来たからすごく心が痛んだけど、ここはかならず来るべき場所だなと思った!!!知っておかないといけないことだなと思った。