まいにちキラキラinNY

ジャニオタ女子大生のNY留学

空港から寮までの旅

昨日の日記で空港から寮までの道のりをはしょりすぎたから覚えてるうちにちゃんと記録しとく!

空港に学校職員が来てうちの学校まで車で送ってくれる「出迎えサービス」(有料)ってのがあるの。

けどミーハーなわたしは空港に着いた瞬間からひとりぼっちを味わいたくて、試行錯誤しながら寮までたどり着くごっこしたい!と思って、サービスを受けないことを決めた。

会社の担当の方も、母も、前々からずーっとみんな「大丈夫?サービスつけたら?」ってしつこくて、でもいけるっしょ!と思ってた。担当の人からは「最悪、タクシーで行ってください(汗)」って言われてた。


けど出発当日になって気づく。




スーツケースびびるほど重いぞ。

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カバン一つくらいなら道に迷ってもなんとかなるけど、スーツケースばり重い。こんなんじゃ道に迷ったらすごいことになる。

心細い、、、荷物重たい、、、、出迎えサービス何でつけなかったのわたし、、 不安、、、ええぇどうしよう、、、ひったくりにあっても追いかけれない、、、


そして空港着。15時くらい。

さぁどうするよこの荷物!(笑)

グーグルマップで乗り換えを調べて、標識にあるのを探しながら

Terminal1→Terminal8。これはAirTrainと言ってなんかモノレールみたいだった!景色が綺麗で鉄道オタクみたいに写真撮ってた。

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電車に乗り込む少しの隙間、エレベーターに乗り込む小さな段差、床のちょっとの凸凹さえもキツい。

Terminal8→Jamaica Train Station駅。標識通りしっかり移動できた。ここから次の電車には切符が要るらしい。券売機にはメトロカード$7って書いてあって、これは1日乗車券なのか、どこに行っても$7なのか、まずメトロカード使用は1日限定なのかICOCAみたいにチャージするものなのか分からない。

駅員のナイスバディなお姉さんにI wanna go to Tarrytown!言うても分からないと答えられる。イヤリングがナイスねとしか言われない。

違う駅員にきくとメトロカードを買ってEの線に乗りなさいと言われた。券売機で適当にメトロカード買ったらゲットできた。

ここで安心して初の買い物。りんごジュース$3。


Jamaica Train Station駅→Lexinton Avenue 53st.駅

乗り換えのたびに移動が多くてエレベーターの段差で他のお客さんを待たせたり、転んだりして大変(笑)スーツケースのタイヤ潰れるんじゃないかと思った。

グーグルマップの乗り換え案内を駅員に見せてここに行きたい!と言っても「この経路じゃお金が無駄にかかってしまうから、9駅目で乗り換えと書かれてても6駅で降りて◯◯線で行った方がお得だ」と答えられた。

そうじゃないねん(;_;)お得さとかはもうどうでもええねん。書いてある通りに、分かりやすいように行きたいねん。駅員さんごめんね、グーグルマップを信じるよ。。。

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乗り換え多すぎ


Lexinton Avenue 53st.駅から51st.まで徒歩。この53とか51とかまだ何なんだか分からない。73とか74とかもあった。谷町4丁目とか谷町9丁目とかそんなやつかな?(大阪人)

51st.→Grand Central 42st.駅 今度はE線じゃなくて6線。場所がわからなくてエレベーター3回くらい乗った。どこやねん。

Grand Central 42st.駅からGrand Central Terminalまで徒歩。これがいちばん迷った。すんごいおしゃれなの!ホテルなの!ポリスマンにもっかいTarrytown行きたいって伝えたらここが駅だよって答えられてびっくりした。こんなところを電車が走るなんて思わなくて。線も何十本もある。ホテルのロビーみたいなとこから。

駅員にきく。現在17:40で、17:43発車があるけどあなたは荷物が重くて乗れないから18:14の34番線に乗りなさいと言われる。

でも荷物が重くてってのが、移動に時間がかかって間に合わないと言われてるのに、もしかしたら荷物を乗せれない電車なんじゃないかと不安になってしまった(笑)前者の解釈で合ってた(笑)

切符売り場のお姉さんに18:14の34番線に乗ってTarrytown行きたいと伝えると、Tarrytownなら18:05(?)くらいに出る電車もあると言われる。もうええねん。18:14に乗るからええねん。窓口で切符代を払う。


発車まで時間があったから、窓口で買ったけどこれを券売機で買ったらどうなるかな?と思って練習してみた。券売機で、大人、1枚、休日、Tarrytown行き、とボタンを押していくと、窓口で払ったお金と同じ金額が表示された。

この瞬間、あぁわたし、学んでる!と思った。

これからは窓口で質問しなくても行きたい駅への切符が買えるんじゃないか?って、なんかすっごく嬉しかった。思考、実践。Important!笑


18:14まで時間があったから駅のお店を回ってみる。パン屋さんおしゃれ。ポストカード屋さんがあった。グッズ屋にはリラックマがいた。

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18:00、早めに34番線に行く。ここでびっくりしたのは、日本の電車みたいに電光掲示板がホームにない。電車が止まってるけど、電車にもどこ行きという表示がない。

34番線にいたおじさんにDoes this go to Tarrytown?きくとNo!35番線だよ!と答えられて、また不安になる。

入り口に戻って掲示板で確認。やっぱり34番線の18:14の行き先にTarrytownてある。なんやねんおじさん!!!わたしは乗るぞ。

駅員さんにきくと止まってる電車がそれだから乗りなさいと言われて安心して乗車。すごく落ち着いた私鉄って感じ。

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ここで日本の友達にLINEしてたら、NYに着いて初めて涙が溢れてきた。なんて心細いんだNY!日本帰りたい!あたしはなんで留学という大それたことをしようとしたんだ!って後悔した。普通に大学4年で卒業したかった(笑)

そして泣きながら電車に揺られること40分。Tarrytown(最寄駅)に到着。美しさに涙引っ込む。

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ここから学校(寮)まで坂道1.5kmの徒歩はキツいからタクシーに乗ろうかな〜黄色いタクシーどこかな〜〜〜〜



ない。


タクシー乗り場にタクシーがおらん。


この荷物抱えて坂道登る?!

グーグルマップで道案内してもらいながら坂を登ることを決意。きつい。道のちょっとしたでこぼこでも転ける。3回くらい転けた


そこを通りかかった、ワゴン車に乗るご家族。

「私たちはすぐ近くに住んでるのよ!どこまで行きたい?」と言われる。

トランクに荷物を一緒に乗せてもらって車に乗車。運転席には旦那さん、助手席に奥さん、後部座席に娘さん。泣きそう。

乗り込んだら「Japanese?」ってきかれた。号泣。それから今日NYに来たばっかで寮に向かってることを伝えた。

話してる間涙が止まらなくてずっと奥さんになだめてもらった。あと、タクシーがないのは日曜だからって教えてもらった(笑)

学校に着くと奥さんが学内の学生に「新しい生徒だから案内してあげて。英語が上手じゃないからゆっくり話してあげるのよ」って説明してくれた。

そこで奥さんに連絡先を教えていただいた。「あなたなら大丈夫。これからの生活はきっと素敵なものになるわ。大丈夫よ!」

ずっと励ましてくれて、わたしも号泣して、ハグしてくれた。あぁもう彼女はわたしのNYの母や!と思った(笑)


学内の学生は台湾人の2人で寮に案内してくれた!

グーグルマップでは2時間半で寮につくはずだったけど、乗り換えに手こずりすぎて4時間半くらいかかっちゃった。でもなんとか着いた。なるようになるもんだなぁ。

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こんな感じ!


あ、寮に着いてすぐに学生証みたいなやつの写真撮ったけど号泣した後だったから鼻も目も赤くてブサイク!


そんなもんでした。終わり